全世界40言語以上で翻訳されたサリー・ルーニーの同名ベストセラー小説をBBCが映像化!
ポール・メスカル(『aftersun/アフターサン』)&デイジー・エドガー=ジョーンズ(ザリガニの鳴くところ』)主演の大ヒット恋愛ドラマ
いま世界で最も注目されている若手作家のひとり、サリー・ルーニーによるベストセラー「ノーマル・ピープル」。現代を生きる若者の恋愛を飾らない筆致で描き出した同作は40言語以上で翻訳され、とくに英語圏では150万部以上を売り上げた大ヒット作品。そんな「ノーマル・ピープル」を、デイジー・エドガー=ジョーンズ(『ザリガニの鳴くところ』)とポール・メスカル(『aftersun/アフターサン』)というふたりの新進気鋭の若手俳優を主演にBBCが映像化し、BBC iPlayerでは2020年最大のヒット作に。
製作総指揮・監督を務めたのはアカデミー賞ノミネート作『ルーム』のレニー・アブラハムソンで、脚本にはルーニー自身も参加。社会階級の格差など様々な問題を交えながら、すれ違っては慰めあい、お互いでしか孤独を埋めることのできない若いふたりの恋愛を描く。(全12話)
ノーマル・ピープル ストーリー
アイルランドの田舎町住む高校生のマリアンは周囲に反抗的な一匹狼。一方で、同い年のコネルはイケメンで運動もできる皆の人気者。一見相容れないふたりだが、実はコネルの母親ロレインはマリアンの家で家政婦として働いており、コネルは仕事終わりのロレインを迎えにマリアンの家に通っていた。他の人には見せない一面をお互いに知るうちに少しずつ惹かれあい、やがてお互いの人生に大きく関わるようになり…。
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社会現象化したアイルランド発のドラマ『ノーマル・ピープル』解説(文/山崎まどか)
サリー・ルーニーの同名小説を原作にしたドラマドラマ『ノーマル・ピープル』について、小説版の翻訳もご担当された山崎まどかさん(翻訳家・コラムニスト)に、小説との違いや、ドラマ版ならではの魅力について解説いただきました。ぜひドラマとあわせ、本稿もお楽しみください。
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