作品解説
リドリー・スコット監督の実録サスペンス。誘拐された孫の身代金支払いを拒否した大富豪と奔走する母の執念を描く。
大富豪の孫が誘拐された実在の事件の舞台裏をリドリー・スコット監督が映画化した実録サスペンス。息子を誘拐された母親をミシェル・ウィリアムズが演じ、度重なる困難にも折れない母性と女性の強さ、しなやかさを体現。諸事情により急遽ゲティ役に抜擢されたクリストファー・プラマーが、わずかな準備期間の中、ゲティの異常ともいえる金への執着心を表現し、アカデミー助演男優賞にノミネートされたことも話題となった。
ストーリー
1973年。石油王として巨万の富を手にしている実業家ジャン・ポール・ゲティの孫ポールが誘拐される。1700万ドルもの身代金を要求する電話がかかってくるが、ゲティは支払いを断固として拒否。ポールの狂言誘拐説まで囁かれる中、母ゲイルは誘拐犯との交渉だけでなく、元義理の父であったゲティとも対決する道を選ぶ。そんな中、一向に身代金が支払われる気配のないことに犯人一味はついに痺れを切らし…。
キャスト&スタッフ
監督
- RIDLEY SCOTT リドリー・スコット
出演
- MICHELLE WILLIAMS ミシェル・ウィリアムズ
- CHRISTOPHER PLUMMER クリストファー・プラマー
- CHARLIE PLUMMER チャーリー・プラマー
- ROMAIN DURIS ロマン・デュリス
- MARK WAHLBERG マーク・ウォルバーグ
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