クライヴ・オーウェン主演のポリティカルサスペンスアクション。国際メガバンクとインターポール捜査官との死闘を描く。
１９９１年に経営破綻した国際商業信用銀行の不祥事をモデルに、国際メガバンクとインターポール捜査官の死闘を描いたポリティカルサスペンス。『ラン・ローラ・ラン』のスピーディーな演出で注目されたトム・ティクヴァ監督によって、ベルリン、ミラノ、ニューヨークなど各国の金融機関を舞台に怒涛のアクションが展開していく。ニューヨークのグッゲンハイム美術館で実際に撮影されたスリリングな銃撃シーンも見どころ。

インターポール捜査官のサリンジャーは、ニューヨーク検事局のホイットマンと共に、国際銀行ＩＢＢＣの捜査に当たっていた。ＩＢＢＣには世界中の富裕層から莫大な資金が集まる一方、かねてより不審な資金の流れが噂されていた。サリンジャーはベルリンを皮切りに各地を飛び回り、内部告発者や情報提供者と接触しながらＩＢＢＣの実態を探っていく。しかし、行く先々で証人や証拠を消される事態が続発し…。