世界的絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説を、『名もなきアフリカの地で』でアカデミー外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンク監督が映画化した家族ドラマ。主演には新人のリーヴァ・クリマロフスキを抜擢。ヒトラーの台頭で過酷な逃亡生活を強いられたユダヤ人一家の姿を、９歳の少女の視点から描く。両親役で『帰ってきたヒトラー』のオリヴァー・マスッチ、『ブレードランナー　２０４９』のカーラ・ジュリが脇を固める。

１９３３年２月、ベルリン。家族と楽しく過ごしていた９歳の少女アンナは、ある日突然、母から「家族でスイスに行く」と告げられる。ヒトラーが次の選挙で勝つかもしれず、ヒトラーを批判してきたユダヤ人で演劇批評家の父にも危険が迫っていたのだ。大好きな“ピンクのうさぎのぬいぐるみ”やお手伝いさんのハインピー、食卓、ピアノ・・・と一つ一つに別れを告げて、家を離れるアンナ。そして、家族の過酷な逃亡生活が始まった。

• CAROLINE LINKカロリーヌ・リンク

• RIVA KRYMALOWSKI リーヴァ・クリマロフスキ
• OLIVER MASUCCI オリヴァー・マスッチ
• CARLA JURI カーラ・ジュリ
• MARINUS HOHMANN マリヌス・ホーマン
• URSULA WERNER ウルスラ・ヴェルナー