イントロダクション
映画『羊たちの沈黙』の主人公ハンニバル・レクターを描く衝撃のサイコサスペンス
表の顔は紳士的で完璧主義の精神科医。その裏の顔は冷酷なサイコパス…。『ハンニバル』は、映画 『羊たちの沈黙』で世界的人気を博したトマス・ハリスのサスペンス小説“ハンニバル・レクター”シリーズにインスパイアされたオリジナル・ストーリー。レクターの誕生秘話を描く『ハンニバル・ライジング』から、レクターがFBI捜査官ウィル・グレアムに逮捕される『レッド・ドラゴン』までの空白を埋める、オリジナルストーリーである本作は、一流精神科医として名声を博すハンニバル・レクターが、連続女性誘拐殺人事件の捜査でFBIに協力しながら本性を覗かせていく姿を、宿敵である天才プロファイラー、ウィルとの息を呑む駆け引きを通じて浮き彫りにしていく。
キャストも豪華な顔ぶれ
“北欧の至宝”とも称される実力派俳優で映画『007/カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセンが、端正なルックス、知的でエレガントな身のこなし、さらに異常なほど潔癖で凶悪な犯罪者であることすら感じさせないハンニバル役を怪演。また、天才プロファイラー、ウィル・グレアム役にヒュー・ダンシー(『お買いもの中毒な私!』)、ジャック・クロフォード役にローレンス・フィッシュバーン(『マトリックス』)という豪華な顔ぶれとなっている。
エピソードタイトルにも注目!
本作の各話につくエピソードタイトルは、シーズン1ではフランス料理のコースに登場するメニュー、シーズン2では日本の懐石料理をベースにしたタイトルとなっている。続くシーズン3では、全13話のうち、最初の7話がイタリア料理をベースにしたエピソードタイトルとなっているが、残り6話のタイトルはイギリスの画家ウィリアム・ブレイクの作品名となっており、トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」へ続く物語を予感させる…。