イナゴの日

ジョン・シュレシンジャー監督の人間ドラマ。映画界に足を踏み入れた青年の目を通して、1930年代ハリウッドの内幕を描く。

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解 説

『真夜中のカーボーイ』で大都会の暗部を描いたジョン・シュレシンジャー監督が、1930年代ハリウッドを舞台にしたナサニエル・ウェストの小説を映画化した人間ドラマ。煌びやかな世界の裏に潜む人間模様を、映画界に足を踏み入れた青年の視点で浮き彫りにする。タイトルの意味が明らかになるクライマックスは、大規模な撮影とシニカルな物語が相まって強烈な印象を残す。光を巧みに使ったコンラッド・L・ホールの撮影も見事。

あらすじ

1938年、ハリウッド。大学卒業後に撮影所の美術部に就職したトッドは、引っ越した安アパートの向かいに住むスターを夢見るエキストラ女優フェイと出会う。トッドは奔放な彼女に弄ばれながらも次第に惹かれていく。一方、フェイはある日、父親ハリーがセールス先で倒れ、そこに住んでいたホーマーと出会う。やがて、ハリーの死をきっかけに同棲を始めるホーマーとフェイだったが、ホーマーは気の多いフェイに振り回され…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 146分
制作 1975年 アメリカ
原題 THE DAY OF THE LOCUST
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