作品解説
19世紀、多くの奴隷を解放するため力を尽くしたアフリカ系アメリカ人の活動家ハリエット・タブマンの人生を綴った伝記ドラマ。
アフリカ系アメリカ人として、史上初めてドル紙幣のデザインに採用されることが発表された、奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの生涯を映画化した伝記ドラマ。主演は舞台ミュージカル「カラーパープル」で注目されたシンシア・エリヴォ。舞台で鍛えたパワフルな演技力を存分に発揮、自ら主題歌も歌っている。アカデミー賞では主演女優賞と主題歌賞候補に。監督は『ケイブマン』のケイシー・レモンズ。共演はジャネール・モネイ。
ストーリー
1849年、アメリカのメリーランド州。農園で幼い頃から奴隷として働かされてきたミンティは、農園の借金返済のために遠く離れた南部へ売り飛ばされることに。それが意味するのは、家族との永遠の別れだった。奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指し、ミンティは命懸けで脱走。逃亡奴隷を支援する秘密組織に助けられ無事フィラデルフィアにたどり着いた彼女は、“ハリエット”という新しい名で自ら奴隷救済に奔走し…。