作品解説
リヴァー・フェニックス主演のサスペンスドラマ。両親がKGBの工作員であると知った少年が、家族と国家との板挟みで苦悩する。
1993年に23歳の若さで急逝したリヴァー・フェニックスが、十代の時に主演したサスペンスドラマ。アカデミー助演男優賞にノミネートされた『旅立ちの時』で演じた役柄とも相通じるような、両親の事情によって苦悩する少年像をナイーブに好演。庇護者的存在となるシドニー・ポワチエ演じるFBI捜査官との交流や、怒りや葛藤を経て両親を見つめ直すようになる姿など、あらゆる場面で不世出の俳優だった彼の魅力を堪能できる。
ストーリー
ジェフは親思いで愛国心の強い高校生。植木店を営む父リチャード、母エリザベスと平凡だが幸せに暮らしていた。ある日、ジェフは両親に黙って空軍士官学校に入学願書を提出するが、身元調査が行われる内に、担当のFBI捜査官はジェフの両親に疑いをかけ始める。その疑惑とは、彼らがソ連から送り込まれ、上から命令されるまでは一般市民になりきる“スリーパー・スパイ”というKGBの諜報員ではないかというものだった…。
キャスト&スタッフ
監督
- RICHARD BENJAMIN リチャード・ベンジャミン
出演
- RIVER PHOENIX リヴァー・フェニックス
- SIDNEY POITIER シドニー・ポワチエ
- RICHARD JENKINS リチャード・ジェンキンズ
- CAROLINE KAVA キャロライン・カーヴァ
- RICHARD BRADFORD リチャード・ブラッドフォード
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