ミルク［吹］［ＰＧ−１２］

ゲイであることをカミング・アウトし、ゲイを始めあらゆるマイノリティの社会的地位向上のために立ち上がった伝説の活動家ハーヴィー・ミルクの波乱に満ちた半生を描く伝記ドラマ。監督は『エレファント』のガス・ヴァン・サント。出演は『ミスティック・リバー』のショーン・ペンと『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコ。アカデミー主演男優賞（ショーン・ペン）、脚本賞受賞。

【ストーリー】１９７２年、ニューヨーク。金融業界で働いていたハーヴィー・ミルクは、２０歳も年下の青年スコットと恋に落ちる。やがて２人はサンフランシスコに移住してカメラ店を開き、新生活をスタートさせた。陽気なミルクの人柄が人々を引き寄せ、いつしか店は同性愛者たちの社交場になっていく。それにつれてミルクは、同性愛者をはじめとした社会的弱者が抱える問題を改善するための活動を行うようになり、次第に政治に目覚めていく。そして、ついには市政執行委員選挙に立候補。以来、同性愛者の教師を解雇できるとするプロポジション６（提案６号）への反対運動をはじめ、精力的に活動していくミルクだったが…。