作品解説
ジョン・ル・カレの同名小説を原作に、殺された妻の死の謎を解く中で陰謀に巻き込まれる外交官の姿を描いた社会派サスペンス。
スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの同名小説を、『シティ・オブ・ゴッド』で世界的に評価されたフェルナンド・メイレレス監督が壮大なスケールで映画化。多国籍企業による世界的陰謀をテーマに、受動的な主人公が、亡き妻の足取りを追う中で真実の愛に目覚めてゆく姿を感動的に綴る。謎めいた妻を演じたレイチェル・ワイズは、本作でアカデミー助演女優賞を受賞。世界各地で敢行されたロケ映像も見どころのひとつ。
ストーリー
ケニアのナイロビ。ある日、ガーデニングにいそしむ英国外務省の書記官ジャスティンのもとに、精力的にスラムの医療施設を改善する活動を続けていた妻テッサが何者かに殺されたとの知らせが届く。事件に不審を抱いたジャスティンは、危険を顧みず自ら調査に乗り出し、テッサが国際的な陰謀に関する事実を掴んでいたことを知る。やがてジャスティンも妻同様に多国籍企業が関わる世界的陰謀に巻き込まれていき…。
★アカデミー助演女優賞(レイチェル・ワイズ)受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- FERNANDO MEIRELLES フェルナンド・メイレレス
出演
- RALPH FIENNES レイフ・ファインズ 小杉十郎太(吹替)
- RACHEL WEISZ レイチェル・ワイズ 湯屋敦子(吹替)
- HUBERT KOUNDE ユベール・クンデ 江川央生(吹替)
- DANNY HUSTON ダニー・ヒューストン 後藤敦(吹替)
- BILL NIGHY ビル・ナイ 佐々木敏(吹替)
監督・出演者 関連作品
-
ダニー・ヒューストングッバイ、リチャード!
-
レイチェル・ワイズハムナプトラ/失われた砂漠の都
-
ビル・ナイワルキューレ
-
レイフ・ファインズキングスマン:ファースト・エージェント