作品解説
ショーン・コネリー主演。人心の荒廃した社会に葛藤する刑事を描いた戯曲を、シドニー・ルメット監督が映画化したスリラー。
凄惨な事件の容疑者とベテラン刑事が取調室で起こした事件の顛末を、スリリングな会話劇で描いた『十二人の怒れる男』のシドニー・ルメット監督のスリラー。本作は『007/サンダーボール作戦』の脚本家であるジョン・ホプキンスが手掛けた舞台用戯曲の処女作を映画化。舞台を観た主演のショーン・コネリーは作品に惚れ込み、ジェームズ・ボンド役のイメージを払拭すべくホプキンスに映画向けの脚本を依頼したという経緯がある。
ストーリー
イギリス警察に20年間勤める叩き上げの警察官ジョンソンは、連日、凶悪事件に追われていた。私生活では結婚生活に疲れて人生に絶望していた彼は、ある連続少女暴行事件を担当することになる。やがて容疑者のバクスターが逮捕され、ジョンソンが彼の尋問にあたる。ところが、ジョンソンの荒んだ心を逆撫でするようなバクスターの言葉が、ジョンソンの抑えていた怒りを爆発させてしまう…。
キャスト&スタッフ
監督
- SIDNEY LUMET シドニー・ルメット
出演
- SEAN CONNERY ショーン・コネリー
- TREVOR HOWARD トレヴァー・ハワード
- VIVIEN MERCHANT ヴィヴィエン・マーチャント
- IAN BANNEN イアン・バネン
- DEREK NEWARK デレク・ニューアーク
監督・出演者 関連作品
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シドニー・ルメットプリンス・オブ・シティ
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ショーン・コネリー大列車強盗(1979)
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