かもめの城

『シベールの日曜日』のパトリシア・ゴッジ主演の隠れた名作。孤独な少女と罪を犯した青年の奇妙な純愛を描く。

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放送日時

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解 説

名作『シベールの日曜日』で世界中の観客を魅了したパトリシア・ゴッジが、その後15歳で出演した作品。寂しい海辺の村に暮らす孤独な少女が、警察に追われる青年と出会って初めて知る恋心を繊細に描き出す。壊れやすい少女の純粋な心と、恋する女性の激しい情念が同居したゴッジの演技が、観る者を釘付けにする。監督は、後に『タワーリング・インフェルノ』などのハリウッド大作を数多く手がけるジョン・ギラーミン。

あらすじ

フランスのブルターニュ地方で、元判事の父親、年若い家政婦と共に暮らす少女アニエス。家人以外との交流を禁じられている彼女の寂しさを紛らわすのは、古びた人形と海辺に集うかもめたちだけだった。やがて彼女は“自分だけの”かかしを作って庭に据え、まるで恋人のように接し始める。ある嵐の夜、一家の庭に脱走犯が逃げ込んできた。かかしの服を拝借して気を失っていた青年を、アニエスはかかしの化身だと思い込むのだった…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]106分
制作 1965年 フランス=アメリカ
原題 RAPTURE
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