人間の値打ち

イタリアのアカデミー賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞7冠に輝く群像ミステリー。ひき逃げ事件を機に人間模様が交錯する。

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解 説

ひき逃げ事件をきっかけに、経済的格差のある3家族の視点で人間が持つ狡猾さと愚かさが描かれる群像ミステリー。登場人物の欲望が渦巻く中で、真実のピースが揃うたびに物語のスピードが加速してゆく感覚。その緻密な構成とスリリングな展開は世界各国で絶賛され、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞を含む7冠に輝いた。監督は『ロング,ロングバケーション』のパオロ・ヴィルズィ。

あらすじ

不動産業を営むディーノは、娘セレーナの恋人の父親である富豪ジョヴァンニに近付き、高利回りと謳われるファンドに参加しようと考える。しかし、高額な元手が必要となるため、参加するには資金が足りず借金を抱えることに。一方、ジョヴァンニの妻カルラは街で唯一の劇場の再建に熱を入れ、ディーノの妻ロベルタは妊娠が発覚。セレーナは母親の職場でひとりの青年と出会う。それぞれの視点で見た"ある夜"の真実とは…。

  • PG12字幕版

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]113分
制作 2013年 イタリア=フランス
原題 IL CAPITALE UMANO
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