私たちはどこに行くの?

ナディーン・ラバキー監督による長編第2作目。レバノンの小さな村を舞台に平和を守ろうと奮闘する女たちの姿を寓話的に描く。

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解 説

レバノン出身で、監督作『存在のない子供たち』がアカデミー賞外国語映画賞にも選ばれたナディーン・ラバキー監督による長編第2作目。レバノンの内戦を背景にしながら、キリスト教徒とイスラム教徒というふたつの宗教が共存する小さな村で、諍いばかりおこす男達とは対照的に、宗教を超えて平和を守ろうと奔走する女達の奮闘を描く。彼女たちの共闘をコミカルに描写する一方で、平和への意思を感じさせる力強い1本となっている。

あらすじ

1990年代初頭、レバノンの小さな村。イスラム教徒とキリスト教徒が道を挟んで共に暮らしている。女たちは戦争が終わったことを喜び安堵していたが、男たちは宗教の違いを理由に何かと諍いを起こしてばかり。そこで、愛する家族をこれ以上傷つけまいと、女たちは宗教を超えて団結。テレビを壊してみたり、ストリッパーを村に呼んでみたりとあの手この手で男たちの目を争いから逸らそうと画策する。しかし、とある事件が起き…。

★カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員特別賞&フランソワ・シャレ賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]104分
制作 2011年 フランス=レバノン
原題 ET MAINTENANT ON VA OU?
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