オルメイヤーの阿房宮

シャンタル・アケルマンが東南アジアの奥地を舞台に、娘を溺愛する父親の狂気と破滅を描く。

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解 説

『地獄の黙示録』の原作者ジョゼフ・コンラッドの処女小説を、映画に革命を起こしたと言われるシャンタル・アケルマンが映像化。東南アジアの奥地が舞台ということ以外はっきりした場所や時代は明示されないという設定の中で、娘を溺愛する父親の狂気と破滅が描かれる。重苦しいテーマをはらみながらも、アジアの街並みを軽やかに動き回る娘の姿をとらえた映像が美しい。

あらすじ

東南アジア奥地の河畔にある小屋で暮らす白人男性オルメイヤーは、金鉱採掘の権利と引き換えに現地の女性と結婚した。彼は妻との間に生まれた娘ニナを溺愛していたが、彼女に白人としての教育を受けさせるため、義父であるリンガード船長の援助を受けて、ニナを外国人寄宿学校に預けることにする。しかし、そんな父に娘は反発し放浪を重ねていく…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 129分
制作 2011年 ベルギー=フランス
原題 LA FOLIE ALMAYER
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