ヒトラーの忘れもの

アカデミー外国語映画賞候補となった歴史ドラマ。デンマークの海岸にナチスが埋めた地雷を撤去するドイツ少年兵らの実話を描く。

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解 説

東京国際映画祭など各国の映画祭で高く評価され、アカデミー外国語映画賞候補となった人間ドラマ。第二次大戦後のデンマークで、異国に置き去られたドイツ少年兵たちがナチスの埋めた地雷を撤去したという史実を基に描く。デンマークの新鋭マーチン・サントフリートが監督・脚本を務めた。異様な緊迫感に包まれた地雷除去シーンの一方で、葛藤するデンマーク人軍曹と少年たちとの間に芽生える親子のような絆が胸を打つ。

あらすじ

1945年5月。ナチスドイツが降伏し、戦争中デンマークの西海岸にドイツ軍が埋めた2百万個超の地雷撤去に捕虜のドイツ兵が駆り出される。最低限の爆弾処理訓練のみで危険な作業に当たる彼らの多くが10代の少年兵。指揮を執るデンマーク軍のラスムスン軍曹は、残忍な侵略をしたナチスへの憎悪から、捕虜たちに食事も与えず浜に向かわせていた。だが暴発や撤去失敗で命を落とす彼らを見て、ラスムスンは良心の呵責に苛まれる。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 [字]103分
制作 2015年 デンマーク=ドイツ
原題 UNDER SANDET
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