ナチスの残党が月の裏側で地球侵略計画を企てていた…という奇想天外な設定で描くＳＦコメディ。監督はＳＦパロディ『スターレック　皇帝の侵略』でカルト人気を得たフィンランドの奇才ティモ・ヴオレンソラ。ファンからのカンパで約１億円の製作費を集め、ネットでの再生回数が４カ月で１０００万回を突破した予告編も話題に。おバカなストーリーの中に盛り込まれたＳＦ映画へのオマージュや政治風刺、ブラックな笑いも見どころ。

２０１８年。アポロ１７号以来の有人月面着陸プロジェクトによって月に送り込まれた黒人モデルのジェームズ・ワシントンは、第２次大戦の敗戦からこの地に逃れてきたナチス・ドイツの残党に拉致されてしまう。月に第四帝国を築いた彼らは着々と軍備を増強し、地球侵略の機会を窺っていた。ワシントンを案内役に、野心家の将校クラウス・アドラー、彼のフィアンセの美人地球学者レナーテ・リヒターが円盤に乗って地球に向かうのだが…。

• TIMO VUORENSOLAティモ・ヴオレンソラ

• JULIA DIETZE ユリア・ディーツェ ／甲斐田裕子（吹替）
• GOTZ OTTO ゴッツ・オット ／楠大典（吹替）
• CHRISTOPHER KIRBY クリストファー・カービー ／高木渉（吹替）
• PETA SERGEANT ペータ・サージェント ／朴＋美（吹替）
• UDO KIER ウド・キアー ／後藤哲夫（吹替）