チャールズ・チャップリンが製作・監督・脚本・作曲・主演した不朽の名作。老コメディアンが不遇の若きバレリーナを陰で支えようとする献身的な愛を描く。老境にさしかかったチャップリンが、芸人として消え去りつつある老コメディアンの悲哀を、ペーソスあふれるタッチで描き、自身の心境を反映させた集大成的な作品。チャップリンの見せるノミのサーカスなどの道化芸や、バスター・キートンと繰り広げる即興演奏の至芸は見もの。

第一次大戦前、ロンドン。かつて人気を誇ったが、中年を過ぎてうらぶれた老喜劇俳優カルヴェロは、裏町で足を痛めた若きバレリーナ、テリーを自殺から救い、回復するまで自宅に置くことに。彼はテリーが再び舞台に立てるよう励まし、愛用のバイオリンを質に入れて生活費を稼ぐなど献身的に支える。半年後、テリーはようやくバレエダンサーの職に復帰し、脚光を浴びるように。そして、ある新進作曲家が彼女を愛するようになるが…。

★アカデミー作曲賞受賞。

• CHARLES CHAPLINチャールズ・チャップリン

• CHARLES CHAPLIN チャールズ・チャップリン
• CLAIRE BLOOM クレア・ブルーム
• BUSTER KEATON バスター・キートン
• SYDNEY CHAPLIN シドニー・チャップリン
• GERALDINE CHAPLIN ジェラルディン・チャップリン