作品解説
中米のニカラグアを独裁したアメリカ人、ウィリアム・ウォーカーの半生を史実とフィクションを交えて描く問題作。
中米ニカラグアで独裁者となった実在のアメリカ人、ウィリアム・ウォーカーの半生を『ウエストワールド』のエド・ハリスが熱演した問題作。アレックス・コックス監督は19世紀が舞台でありながら現代の車やコカコーラなどを登場させ、現代社会への批判を導いている点が秀逸。共演は『愛は静けさの中に』でアカデミー主演女優賞に輝いたマーリー・マトリン。音楽をザ・クラッシュのジョー・ストラマーが担当。
ストーリー
19世紀中頃、アメリカは強引に植民地政策を推進していた。そんな中、ウィリアム・ウォーカーは財界の大物ヴァンダービルトから政情不安の中米ニカラグアへの遠征を命じられ、“58人の不死隊”を率いて現地に乗り込む。民主主義の名の下に横暴の限りを尽くし、ついには独裁政権を倒すが、全土を制圧して軍の最高司令官となった彼は、次第に暴君ぶりを発揮。大統領を処刑し、自らその地位に就任するのだが…。
キャスト&スタッフ
監督
- ALEX COX アレックス・コックス
出演
- ED HARRIS エド・ハリス
- MARLEE MATLIN マーリー・マトリン
- RICHARD MASUR リチャード・メイサー
- RENE AUBERJONOIS ルネ・オーベルジョノワ
- PETER BOYLE ピーター・ボイル
監督・出演者 関連作品
-
アレックス・コックスシド・アンド・ナンシー
-
エド・ハリスナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
関連特集
- 関連特集はありません