青いパパイヤの香り

トラン・アン・ユンが長編監督デビューを飾ったドラマ。1950年代のベトナムを舞台に、1人の少女の成長を美しい映像で綴る。

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解 説

『ノルウェイの森』のトラン・アン・ユンの長編監督デビュー作で、カンヌ国際映画祭ではカメラドール(新人監督賞)を受賞。アカデミー外国語映画賞の候補にもなったドラマ。ベトナム系フランス人である監督が、パリ郊外のセットの中に1950年代のサイゴンを再現。田舎から奉公に出てきた少女の成長を瑞々しい映像で淡々と綴る。時に演劇的な空間や演出を用いながら、水や光、草木など自然の要素を融合させた絵創りがユニーク。

あらすじ

1951年。平和な時代のベトナム、サイゴンに10歳の少女ムイが田舎から奉公へやってきた。奉公先の家には、琵琶を弾く以外何もしない父、働き者で優しい母と3人の息子、孫娘を亡くしてから引きこもっている祖母がいた。ムイは先輩奉公人から料理と掃除を習い、家の雑事を懸命にこなしてゆく。ある日、ムイは長男が連れてきた友人クェンに淡い恋心を抱く。そんな中、父が家の蓄えを全て持って消えてしまい、家族は苦境に陥る。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 106分
制作 1993年 フランス=ベトナム
原題 L'ODEUR DE LA PAPAYE VERTE
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