作品解説
イザベル・ユペールとミュウ=ミュウ共演の人間ドラマ。 第二次世界大戦を背景に2人の女性の友情が愛に深まってゆく姿を描く。
フランスを代表する女優イザベル・ユペールとミュウ=ミュウ共演。第2次世界大戦下、生きるために愛を感じられない結婚をした2人の女性が、戦後子供の母親同士として出会い、友情を超えた人生の支えとなっていく様を、ディアーヌ・キュリス監督が同じ女性としての感性で丹念に描く。エリック・ロメール作品も手がけたベルナール・リュティックが撮影を担当し、2人の繊細な感情を、美しい映像でも表現している。
ストーリー
1952年のリヨン。ナチス占領下のフランスで青春時代を過ごしたユダヤ人のレナは、強制収容所送りを免れるため結婚したミシェルと愛のない生活を過ごしていた。一方、マドレーヌも戦争中に結婚したレジスタンス活動家をゲシュタポに射殺され、今は売れない俳優コスタと暮らしている。そんな2人が子供たちの学芸会で初めて出会い、たちまち意気投合。家族ぐるみで交際し、毎日のように会ううちに、互いに強く惹かれ合ってゆく。
キャスト&スタッフ
監督
- DIANE KURYS ディアーヌ・キュリス
出演
- ISABELLE HUPPERT イザベル・ユペール
- MIOU MIOU ミュウ=ミュウ
- JEAN PIERRE BACRI ジャン・ピエール・バクリ
- GUY MARCHAND ギイ・マルシャン
- ROBIN RENUCCI ロバン・ルヌッチ
監督・出演者 関連作品
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イザベル・ユペールピアニスト(2001)
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