作品解説
グザヴィエ・ドラン監督・主演のサスペンスドラマ。恋人の葬儀に参列するため実家を訪れた主人公が、差別と偏見にさらされる。
カナダの俊才グザヴィエ・ドラン監督が、劇作家ミシェル・マルク・ブシャールの同名戯曲を映画化したサスペンスドラマ。性的マイノリティへの偏見というテーマを、ミステリータッチに描く。ドランは監督と主演だけでなく、編集や衣装も自ら手がける多才ぶりを発揮。「世界一の映画作曲家に依頼したい」と熱望した『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』のガブリエル・ヤレドによるオリジナルスコアが、物語の抒情性を増幅させている。
ストーリー
ケベックの広告代理店で働くトムは、交通事故死した恋人ギョームの葬儀に出席するため、彼の実家へ向かう。そこは保守的な田舎町で、彼の母親アガットと兄フランシスが住んでいた。ギョームは生前、同性のパートナーであるトムの存在を家族にひた隠しにしていたことを知りショックを受ける。トムはフランシスから、ここに滞在している間はギョームの“友人”として振る舞うようにと強要される。屈辱を感じつつも従うトムだが…。
キャスト&スタッフ
監督
- XAVIER DOLAN グザヴィエ・ドラン
出演
- XAVIER DOLAN グザヴィエ・ドラン
- PIERRE-YVES CARDINAL ピエール=イヴ・カルディナル
- LISE ROY リズ・ロワ
- EVELYNE BROCHU エヴリーヌ・ブロシュ
- JACQUES LAVALLEE ジャック・ラヴァレ
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グザヴィエ・ドランわたしはロランス
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