作品解説
清国最後の皇帝の人生をベルナルド・ベルトルッチ監督が映画化した傑作。アカデミー作品賞ほか全9部門に輝く壮大な歴史大作。
清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の生涯をベルナルド・ベルトルッチ監督が映画化した傑作。壮大にして耽美的な映像とドラマチックで哀愁を帯びたストーリー、叙情的な音楽との取り合わせが見事で、アカデミー賞では作品賞をはじめ、9部門を受賞。中でも日本人初の音楽賞に輝いた坂本龍一は話題となり、出演も果たしている。1991年にテレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送された吹替版。
ストーリー
1950年、満州国戦犯として中国本土に護送された元満州皇帝溥儀は、護送中に手首を切って自殺を図る。薄れゆく意識の中、彼の半生の記憶がまざまざとよみがえる―。1908年、死期の迫った西太后によって皇帝に任命されたわずか3歳の溥儀は、1000人もの宦官にかしずかれて昔から続く皇帝の生活を送ることに。14歳になった彼は、イギリスから遣わされた家庭教師ジョンストンによって世界に目を向けるようになるが…。
★アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、音響賞、美術監督・装置賞、衣裳デザイン賞受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- BERNARDO BERTOLUCCI ベルナルド・ベルトルッチ
出演
- JOHN LONE ジョン・ローン 松橋登(吹替)
- JOAN CHEN ジョーン・チェン 佳那晃子(吹替)
- PETER O'TOOLE ピーター・オトゥール 井上孝雄(吹替)
- RYUICHI SAKAMOTO 坂本龍一 -(吹替)
- DENNIS DUN デニス・ダン 池田勝(吹替)
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