作品解説
オードリー・ヘプバーン&シャーリー・マクレーン共演、“同性愛”の噂に人生を狂わされる女性の悲劇。社会のモラルを問う力作。
オードリー・ヘプバーンと、『アパートの鍵貸します』で注目を集めた直後のシャーリー・マクレーンという2大スター共演に加え、監督は『ローマの休日』のウィリアム・ワイラーという鉄壁の布陣で挑んだ意欲作。ワイラーは1936年にも、同一原作を『この三人』として映画化したが、当時はタブーとされた同性愛の問題を描ききれず、執念の再映画化となった。
ストーリー
カレン・ライトとマーサ・ドビーは学生時代からの友人であり、小さな女子寄宿学校を経営している。二人は生徒たちの父母からの信望も厚く、カレンは私生活では町の有力者ティルフォード夫人の甥であり医師のジョーとの結婚を間近に控えていた。しかし、そんなある日、学校嫌いの問題児メリーが、二人は同性愛者だと祖母であるティルフォード夫人に告げる。噂はたちまち広がり、驚いた父兄たちは皆、子供たちを引き取ってしまい…。
キャスト&スタッフ
監督
- WILLIAM WYLER ウィリアム・ワイラー
出演
- AUDREY HEPBURN オードリー・ヘプバーン
- SHIRLEY MacLAINE シャーリー・マクレーン
- JAMES GARNER ジェームズ・ガーナー
- FAY BAINTER フェイ・ベインター
- KAREN BALKIN カレン・ボールキン
監督・出演者 関連作品
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オードリー・ヘプバーンローマの休日
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シャーリー・マクレーン潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ
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ウィリアム・ワイラーローマの休日[吹]金曜ロードショー版