作品解説
ヴィム・ヴェンダース監督のヒューマンドラマ。往年の西部劇スターが自分の息子の存在を知り、故郷で家族と向き合おうとする。
ヴィム・ヴェンダース監督が『パリ、テキサス』でも脚本を手掛けたサム・シェパードと再びタッグを組み、彼の脚本・主演で描くヒューマンドラマ。人生の半ばを過ぎた往年の西部劇スターが、初めて家族と向き合おうとする姿をアメリカの美しい風景の中に綴る。当時、私生活でサムのパートナーだったジェシカ・ラングとの共演も見どころ。サラ・ポーリー、ティム・ロスらが脇を固める。T=ボーン・バーネットによる音楽も出色。
ストーリー
落ちぶれた往年の西部劇スター、ハワードは撮影現場を逃げ出し、久々に故郷を訪れる。そこで30年ぶりに再会した母から、20数年前に彼の子どもを身籠った女性から連絡があったと聞かされる。その事実を確かめるため、デビュー作の撮影地モンタナ州ビュートへ向かったハワードは、当時関係を持った地元のウェイトレスのドリーンと再会。さらに、そのバーでロックを歌っているアールが、自分の息子であることを知るのだが…。
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