セックスシンボルとして一世を風靡した“ＢＢ（ベベ）”ことブリジット・バルドーの出世作となったラブロマンス。港町を舞台に、男たちを翻弄する若く奔放な女性を巡る恋愛模様を描く。本作はロジェ・ヴァディムの監督デビュー作だが、当時愛妻だった２２歳のバルドーが主演し、彼女の魅力を存分に引き出したことでバルドーは一躍人気スターとなった。脚本はプロデューサーのラウール・レヴィとヴァディム共同によるオリジナル。

南仏の港町。孤児院育ちのジュリエットは老夫婦に引き取られ、彼らが経営する書店で働いていた。官能的な魅力を放つ１８歳のジュリエットだが、その奔放な振る舞いにより町の男たちの熱い視線を浴びることに。彼女を狙う男たちの中には、酒場の主人で実業家のエリック、プレイボーイのアントワーヌもいた。そしてアントワーヌの弟ミシェルも彼女を愛していたが、内気で病弱なため、その想いを打ち明けられずにいた。

• ROGER VADIMロジェ・ヴァディム

• BRIGITTE BARDOT ブリジット・バルドー
• CURT JURGENS クルト・ユルゲンス
• JEAN-LOUIS TRINTIGNANT ジャン＝ルイ・トランティニャン
• CHRISTIAN MARQUAND クリスチャン・マルカン
• GEORGES POUJOULY ジョルジュ・プージュリー