作品解説
周防正行監督が朔立木の同名小説を映画化した人間ドラマ。草刈民代と役所広司の共演で愛と死に直面した人々を描く。
周防正行監督が現役弁護士でもある朔立木の同名小説を映画化。終末医療を背景に、生と死の問題に真っ向から取り組んだヒューマンドラマ。『Shall we ダンス?』以来、16年ぶりの顔合わせとなる草刈民代と役所広司が主演を務め、大沢たかお、浅野忠信ら、実力派俳優が集結。ひとりの女性医師が重い喘息患者との間に築く深い信頼関係と、彼女が“ある決断”によって糾弾される様を、リアルな筆致で描き出す。
ストーリー
呼吸器内科のエリート医師である綾乃は、不倫関係だった同僚の高井から別れを告げられ、自殺未遂騒動を起こしてしまう。そんな彼女の心の傷を癒したのは、重度の喘息で入退院を繰り返す患者・江木の優しさだった。患者と医師の関係を越え、深い絆で結ばれる2人。だが江木の病状は悪化し、ついに心肺停止状態に。死期を自覚した彼から「もしものときは早く楽にしてほしい」と頼まれていた綾乃は、葛藤の末にある決断を下すが…。
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