作品解説
無名時代のオードリー・ヘプバーンが出演した日本未公開のコメディドラマ。富豪が遺したおかしな遺言から巻き起こる騒動を描く。
4人の相続人が遺産目当てに悪戦苦闘するうち、お金よりも大切なものに気づいてゆく姿をユーモラスに描いたコメディドラマ。『ローマの休日』の2年前、まだ無名時代のオードリー・ヘプバーンがタバコ売りの少女役で出演。登場場面は短いが、はつらつとして新鮮な魅力を放っている姿はオードリーファン必見。50年代イギリス映画界で活躍した職人監督マリオ・ザンピが、洗練された笑いとペーソスを程よく調和させている。
ストーリー
大富豪ヘンリーが亡くなり4人の遺族が残される。莫大な遺産を相続するための条件として、各自に課題が与えられる。高慢な妹アグネスには、召使となって28日間働くこと。優柔不断の従兄弟デニストンには、逮捕されて28日間服役すること。気弱な銀行員の甥ハーバートには、銀行の鍵を盗むこと。遊び人の従兄弟サイモンには、その場を出て最初に口をきいた女性と結婚すること。彼らは遺産を相続するため奮闘するのだが…。
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