犬神家の一族(1976)

旧家の遺産相続に絡んで発生する禍々しい連続殺人事件に、石坂浩二扮する名探偵・金田一耕助が挑む人気シリーズの1作目。

犬神家の一族(1976) 場面写真

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解 説

監督・市川崑、主演・石坂浩二による横溝正史原作の名探偵・金田一耕助シリーズの第1作目。戦争の爪痕が残る虚無的な空気感、地方社会にある独特の因習、おどろおどろしい殺人といった原作の特徴を生かしつつ、市川崑ならではの映像美が満載。ゴムマスクをかぶった男や、水面から脚だけが出ている死体などのビジュアルが強烈なインパクトを刻む。石坂の演じた金田一耕助像は、これ以降の金田一耕助作品に大きな影響を与えた。

あらすじ

日本の製薬王と呼ばれた犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が遺した遺言状が公開され、莫大な財産を相続する権利が3人の孫たちに与えられる。だがその条件として、佐兵衛の恩人である野々宮大式の孫娘・珠世と結婚することと記されていた。珠世を巡り3人の男が争ううち、犬神家の人々が次々と不審死を遂げてゆく。犬神家の顧問弁護士・古館から依頼を受け、探偵・金田一耕助が捜査に乗り出し、一族の忌まわしい秘密が解き明かされる。

監 督

出 演

ジャンル ミステリー / サスペンス
本編時間 148分
制作 1976年 日本
原題 犬神家の一族
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