作品解説
ウィル・スミス主演の社会派ドラマ。アメリカン・フットボールの危険性を告発した医師が、たった1人で巨大組織に闘いを挑む。
実在の医師を演じたウィル・スミスの熱演が高評価を得た社会派ドラマ。アメリカの国民的スポーツ、アメリカン・フットボールの危険性を告発した検死官ベネット・オマルが、その事実を隠ぺいしようとするNFLの圧力に屈せず、真実を訴える姿を力強いタッチで描く。アフリカからの移民オマルの姿を通じて人種差別問題にも切り込むことで、ドラマが一層深みを増している。スポーツにおける健康問題の重要性にも気付かされる一作。
ストーリー
ナイジェリア移民の検死官ベネット・オマル医師は、変死したアメリカン・フットボールの元花形選手の解剖を依頼される。アルツハイマーのような症状だったというその死に疑問を抱いたオマルは、入念な検査の結果、未知の疾患である慢性外傷性脳症“CTE”を発見。彼は選手の健康を守るため論文として発表する。だが、フットボール人気を根底から揺るがすこの告発に対して、プロリーグNFLから様々な圧力がかかることに…。
キャスト&スタッフ
監督
- PETER LANDESMAN ピーター・ランデズマン
出演
- WILL SMITH ウィル・スミス 平田広明(吹替)
- ALEC BALDWIN アレック・ボールドウィン 菅生隆之(吹替)
- ALBERT BROOKS アルバート・ブルックス 長克巳(吹替)
- DAVID MORSE デヴィッド・モース 石住昭彦(吹替)
- EDDIE MARSAN エディ・マーサン 宮本淳(吹替)