フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を務め、バーネットの名作児童文学を映画化。子どもの頃から原作を愛読していたポーランド出身のアグニエシュカ・ホランド監督は、本作でハリウッドに初進出。オーディションによって選ばれた子役たちの好演、美しい映像と音楽などが見事に調和し、孤独な少女の成長を描いた心温まるジュヴナイル映画に仕上がっている。マギー・スミス演じる厳格な家政婦の存在感も物語を引き締める。

インドの豪邸に暮らしていた少女メアリーは、大地震で両親を失い、イギリスに住む伯父クレイヴン伯爵の元に引き取られる。だが、妻を亡くして悲しみに沈む伯爵とは面会も叶わず、厳格な家政婦メドロックにも馴染めない。両親から愛情を注がれずに育ち、頑なに心を閉ざすメアリーだったが、次第に心優しい召使いマーサと打ち解けてゆく。やがて、敷地内に秘密の花園があることに気付いたメアリーは、その扉を開くのだが…。

• AGNIESZKA HOLLANDアグニエシュカ・ホランド

• KATE MABERLY ケイト・メイバリー ／吉田古奈美（吹替）
• HEYDON PROWES ヘイドン・プラウズ ／岩坪理江（吹替）
• ANDREW KNOTT アンドリュー・ノット ／田野恵（吹替）
• MAGGIE SMITH マギー・スミス ／谷育子（吹替）
• LAURA CROSSLEY ローラ・クロスリー ／吉田美保（吹替）