『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ監督が贈るコメディ。大学入試担当者と高校教師の恋と苦悩をユーモラスに描く。
『アバウト・ア・ボーイ』など独自のユーモラスな人間描写に定評のあるポール・ワイツ監督が贈るコメディ。アメリカの大学受験を背景に、入試担当者と高校教師の恋模様や、彼らの親としての苦悩を温かいタッチで描き出す。ティナ・フェイとポール・ラッドという二大コメディ・スターが共演。シリアスな中にもユーモアを感じさせる演技を披露し、大御所リリー・トムリンとの新旧コメディ・スターの競演も見どころ。

名門プリンストン大学で働くやり手の入試担当者ポーシャは、大学の同期であった高校教師プレスマンからジェレマイアという生徒を推薦される。初めは気乗りがしないポーシャであったが、ジェレマイアは彼女が産んですぐ里子に出した自分の息子であることをプレスマンから聞かされ、態度が一変。ジェレマイアを入学させるべく奔走する。そんな中、永年つき合った恋人と別れたポーシャは、プレスマンと心の距離を縮めてゆくのだが…。