オレンジと太陽

英国の名匠ケン・ローチの息子ジム・ローチの初長編監督作。英国・豪州間で行われていた“児童移民”の実態を描く社会派ドラマ。

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解 説

英国最大のスキャンダルと言われる“児童移民”の事実を明らかにしたマーガレット・ハンフリーズの手記を元に映画化した社会派ドラマ。エミリー・ワトソンがマーガレットを熱演し、事実を隠そうとする巨大な力と戦い、元児童たちの母親を捜す真摯な姿が感動を呼ぶ。監督は名匠ケン・ローチを父に持ち、TV演出家出身の新鋭ジム・ローチ。本作の撮影中に豪州と英国の首相が、児童移民について正式に謝罪したことでも注目を集めた。

あらすじ

1986年、英国ノッティンガム。ソーシャルワーカーのマーガレット・ハンフリーズは、ある日、見知らぬ女性シャーロットから「自分が誰なのか知りたい」と相談を受ける。彼女はノッティンガムの児童養護施設にいた4歳のとき、数百人の子供たちと一緒に船に乗せられ、オーストラリアに送られたという。最初はその話を信じられなかったマーガレットだが、調査を進めるうちに、彼女と同じ境遇の子供たちが大勢いることが判明する。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 社会派
本編時間 106分
制作 2010年 イギリス=オーストラリア
原題 ORANGES AND SUNSHINE

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