作品解説
ティルダ・スウィントンが迫真の演技を見せる衝撃のサスペンス。自分に執拗な悪意を向ける息子に戸惑う母の姿を描く。
ライオネル・シュライバーの同名小説を『モーヴァン』のリン・ラムジー監督が映画化。製作総指揮も務めたティルダ・スウィントンは、異常なまでの悪意をぶつけてくる息子に戸惑い、自問する母親を緊張感たっぷりに熱演。その迫真の演技が数々の映画祭で高く評価され、美しさと残酷さを併せ持つ息子を演じた新鋭エズラ・ミラーも強烈な印象を残す。恐怖と衝撃の中に、親子の関係についても深く考えさせられるサスペンス・ドラマ。
ストーリー
自由奔放に生きてきた作家のエヴァは、キャリアの途中で夫フランクリンとの間に子供を授かった。誕生した息子ケヴィンは、なぜか幼い頃から母親のエヴァにだけ心を開かず、反抗を繰り返す。やがて彼は美しく賢い少年に成長するが、反抗的な態度はますますエスカレート。夫に相談しても取り合ってもらえず、我が子に対して恐怖心さえ抱き始めるエヴァ。そしてこの悪魔のような息子は、ついに彼女のすべてを崩壊させる事件を起こす。
キャスト&スタッフ
監督
- LYNNE RAMSAY リン・ラムジー
出演
- TILDA SWINTON ティルダ・スウィントン
- EZRA MILLER エズラ・ミラー
- JOHN C. REILLY ジョン・C・ライリー
- JASPER NEWELL ジャスパー・ニューウェル
- ROCK DUER ロック・ドゥアー
監督・出演者 関連作品
-
エズラ・ミラープリズン・エクスペリメント
-
ジョン・C・ライリーシカゴ(2002)
-
ティルダ・スウィントンフレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
関連特集
- 関連特集はありません