ハンフリー・ボガート＆イングリッド・バーグマン共演、ラブロマンスの不朽の名作。１９４０年のカサブランカを舞台に、激しくも哀しく燃え上がる恋を描く。
１９４０年の仏領モロッコ、カサブランカを舞台に、ハンフリー・ボガート＆イングリッド・バーグマン＆ポール・ヘンリードが織り成す恋の行方を描いた永遠のラブロマンス。主題歌「時の過ぎ行くままに」の哀感溢れるメロディと共に綴られる、“君の瞳に乾杯”などのロマンティックな名台詞は、今なお映画史に燦然と輝いている。粋なトレンチ・コートに身を包んだボガートのハードボイルド・キャラが定着したのも本作から。

戦火の迫る１９４０年、仏領モロッコ、カサブランカ。米国への亡命を図る人々で溢れるこの地で酒場を経営する米国人リックの店に、ある夜、地下抵抗運動のリーダー、ヴィクターが妻を伴って現れる。だがヴィクターの妻は、かつてリックがパリで恋に落ちたイルザだった。イルザとの突然の再会にリックの心は揺れ、イルザもまた、リックへの思いが募っていき…。

★アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞。