ブラインドネス［吹］［ＰＧ−１２］

ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「白の闇」を映画化。突然失明する謎の病気が世界中に蔓延し、隔離施設に閉じ込められた発症者たちが極限状況で露わにしていく人間の本性を描いたパニック・サスペンス。監督は『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス。出演は『ハンニバル』のジュリアン・ムーア、『ゾディアック』のマーク・ラファロ、『アイ・アム・レジェンド』のアリーシー・ブラガ、『嫌われ松子の一生』の伊勢谷友介、『キラー・ヴァージンロード』の木村佳乃、『ルドａｎｄクルシ』のガエル・ガルシア・ベルナル。
【ストーリー】ある日、車を運転していた日本人の男が突然視力を失う事態に見舞われる。医者の診断によれば眼球に異常はなく、原因は不明だった。ところがその後、同様の患者が各地で続出。感染症を疑う政府は緊急隔離政策を発動し、発症者をかつて精神病院だった隔離病棟へと強制収容する。最初の患者を診た医者もやはり失明するが、その際、医者の妻は自分も失明したフリをして夫に付き添い隔離病棟に入る。やがて彼女は、想像を絶する収容所内の惨状を目の当たりにしていくのだが…。