ル・マン２４時間耐久レースで勝利を目指すレーサーたちの戦いを描いたフランスの同名人気コミックを、ダイナミックかつスタイリッシュに映画化したリュック・ベッソン製作のカー・アクション。監督は『略奪者』のルイ＝パスカル・クーヴレール。出演は『ロマンスＸ』のサガモール・ステヴナンと『ナショナル・トレジャー』シリーズのダイアン・クルーガー。【ストーリー】ある夜、カー・レーサー、ミシェル・ヴァイヨンの母エリザベートは悪夢を見た。それはル・マン２４時間耐久レースに出場した息子が、ライバルの“リーダー・チーム”と熾烈なレース展開の末に凄惨な事故を起こす、というものだった。その一方、ミシェルの父アンリが率いる“ヴァイヨン・チーム”はラリーで順調に勝ち星を重ね、ル・マンへの出場を発表する。また、かつての宿敵“リーダー・チーム”も数年ぶりにル・マンへ復帰することに。こうして、エリザベートの見た悪夢がにわかに現実味を帯びてくるのだが…。