作品解説
背徳的文学者マルキ・ド・サド侯爵の晩年をエロスとユーモアたっぷりに描いた、ジェフリー・ラッシュ主演の文芸ドラマ。
18世紀のフランスで反道徳的な小説を次々と発表し、サディズムの由来となったマルキ・ド・サド侯爵の晩年の日々をエロスと猥雑なユーモアたっぷりに描いたドラマ。『シャイン』のジェフリー・ラッシュが、強制的に入院させられてもなお反骨の精神を失わないサドの執念を豪快かつ緻密に演じて絶賛された。サドの魅力に引きこまれていく娘をケイト・ウィンスレットが演じるなど、周囲の人間模様も重厚に描かれる。
ストーリー
性のタブーに挑んだ文学を発表して刑務所行きのところを、人道主義者の神父の庇護を受け、シャラントンの精神科病院に収容されたマルキ・ド・サド。だが今度は、病院内で執筆した原稿の流出が発覚し、病院には彼を矯正するためにコラール神父が送り込まれた。だがコラールは道徳を押し付けようとするあまり、自らがサディストと化していく。その偽善的な道徳観念にサドは刃向かい、ついには執筆の自由すら奪われてしまう…。
キャスト&スタッフ
監督
- PHILIP KAUFMAN フィリップ・カウフマン
出演
- GEOFFREY RUSH ジェフリー・ラッシュ
- KATE WINSLET ケイト・ウィンスレット
- JOAQUIN PHOENIX ホアキン・フェニックス
- MICHAEL CAINE マイケル・ケイン
- BILLIE WHITELAW ビリー・ホワイトロー
監督・出演者 関連作品
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