サミュエル・Ｌ・ジャクソン主演のアクション。私立探偵ジョン・シャフトが、型破りな捜査で殺人事件の容疑者を追い詰めてゆく。
１９７０年代の人気アクション『黒いジャガー』をサミュエル・Ｌ・ジャクソン主演でリメイク。ニューヨークで起きたある殺人事件を巡り、元刑事の私立探偵ジョン・シャフトが型破りな捜査で容疑者を追い詰める姿を、軽快な音楽とスタイリッシュな映像、アクション満載で描く。当時２０代のクリスチャン・ベイルが、悪役を見事に演じて存在感を発揮。オリジナル版に主演したリチャード・ラウンドトゥリーも出演し、花を添える。

ニューヨーク市警の黒人刑事ジョン・シャフトは、悪や不正を決して許さないクールな刑事。ある夜、彼は殺人事件の報せを受け、現場となったバーへ急行する。被害者は黒人学生で、凶器は車止めのポールらしい。シャフトは店員からの情報によって、居合わせた白人青年ウォルターを殺害容疑で逮捕する。だがウォルターは正当防衛を主張し、資産家の父親は優秀な弁護士を立て保釈を勝ち取る。２年後、シャフトは国外逃亡から舞い戻ってきたウォルターを再逮捕するが、またしても保釈が成立してしまう。金で動く司法制度に絶望したシャフトは、独自の孤独な戦いを開始する。