ジム・ジャームッシュ監督の長編第２作で、カンヌ国際映画祭でカメラドール（新人監督賞）を受賞したロードムービーの傑作。１９８０年代ニューヨーク・インディペンデント映画旋風のきっかけをつくった。ミュージシャンのジョン・ルーリーがニューヨークに暮らすギャンブラーを演じ、音楽も担当。モノクロの映像、淡々とした長回しショット、脱力系のユーモアが相まって、奇妙で独特な世界観を生み出している。

１０年前にハンガリーからニューヨークに移住したウィリーは、クリーブランドに住む叔母が入院する間、１６歳の従妹エヴァを預かることに。故郷や親戚と縁を切ったつもりだったウィリーは、エヴァを素っ気なく扱う。だがアパートで共に過すうちに２人は次第に打ち解けていき、１０日後、家へ戻るエヴァにウィリーは名残惜しいものを感じていた。１年後、賭け事で儲けたウィリーは、友人エディーと共に車でエヴァに会いに行くが…。

★カンヌ国際映画祭カメラドール受賞。

• JIM JARMUSCHジム・ジャームッシュ

• ＪＯＨＮ ＬＵＲＩＥ ジョン・ルーリー
• ＥＳＺＴＥＲ ＢＡＬＩＮＴ エスター・バリント
• RICHARD EDSON リチャード・エドソン
• CECILLIA STARK セシリア・スターク
• DANNY ROSEN ダニー・ローセン