作品解説
フランス植民地時代のインドシナを舞台に、少女の愛と性のめざめを鮮烈に描いた、美しくも官能的なラブロマンス。
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のジャン=ジャック・アノー監督が、女流作家マルグリット・デュラスの自伝的小説を基に、フランス人少女と中国人青年との性的関係から始まる愛を描いたラブロマンス。エキゾチックな美貌を誇るジェーン・マーチが大胆な濡れ場に挑戦し、ベトナムのけだるい空気を捉えた退廃的な映像と共に、美しくも官能的なシーンの数々を生み出している。胸を締め付けるような切なさが深い余韻を残す。
ストーリー
1920年代、フランス領インドシナ(現ベトナム)。貧しい家庭に育ったひとりのフランス人少女が、男物の帽子をかぶって深紅の口紅をさし、メコン川を渡る船の上に佇んでいた。そんな彼女に、彼女とは年の差がある中国人で、不動産会社を経営する富豪の御曹司が歩み寄る。以来、ふたりは人知れず逢瀬を重ね、やがて互いの体を求め合う愛人関係となっていく…。
キャスト&スタッフ
監督
- JEAN-JACQUES ANNAUD ジャン=ジャック・アノー
出演
- JANE MARCH ジェーン・マーチ 深見梨加(吹替)
- LEUNG KAR-FAI レオン・カーフェイ 原康義(吹替)
- MELVIL POUPAUD メルヴィル・プポー 天野由梨(吹替)
- LISA FAULKNER リサ・フォークナー 谷育子(吹替)
- ARNAUD GIOVANINETTI アルノー・ジョヴァニネッティ 仲野裕(吹替)
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