ベルリン・天使の詩

人間に禁断の恋をしてしまった天使の運命を、ヴィム・ヴェンダース監督がモノクロの美しい映像で描きカンヌで絶賛された名作。

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解 説

『パリ、テキサス』など独自の作風で世界中から熱い支持を集めるドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダース。天使の視点で人間を観察するというユニークな設定とモノクロームの美しい映像で捉えたベルリンの風景が見どころで、カンヌ国際映画祭では監督賞を受賞した。淡々と物語が進行する中、TVドラマ『刑事コロンボ』シリーズのピーター・フォークが本人役で出演するなど、遊び心のある設定は映画ファンの心をくすぐる。

あらすじ

ベルリンは天使の住む街。天使は人の心の声を聞けるが、色彩を感じる事は出来ない。そして人々を見守る天使の姿は子供にしか見えない。天使ダミエルとカシエルは人々を観察して日々を過ごしている。図書館、地下鉄、そしてモニュメントの上で。ある日、サーカスでフランス人の空中ブランコ乗りのマリオンと出会い、彼女の孤独な心の声を聞いたダミエルは彼女に恋をしてしまう。しかし、天使が人間に恋をすることは許されていなかった…。

★カンヌ国際映画祭監督賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
本編時間 130分
制作 1987年 フランス=ドイツ
原題 WINGS OF DESIRE
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