ヒュー・グラントが全盛期を過ぎた脚本家を演じたヒューマンコメディ。『トゥー・ウィークス・ノーティス』以来、『ラブソングができるまで』など本作がグラントと４度目のタッグとなるマーク・ローレンス監督が脚本も担当し、映画業界とハリウッドセレブ界の裏側をも赤裸々に描いてゆく。過去の栄光を忘れられない一方、ミドルエイジ・クライシスにも悩む中年男の微妙な感情の綾をグラントが繊細に表現して新境地を開いている。

アカデミー賞に輝き、若くして成功を手にした脚本家のキース。しかし、その後の１５年間は全くヒット作に恵まれず、妻は一人息子を連れて家を出て、養育費はおろか生活費にも事欠く日々を送っていた。生活のため大学のシナリオコースの講師を引き受けた彼は、ニューヨーク北部の田舎町へと赴く。最初は講師の仕事をバカにし、好き勝手な振る舞いをしていたキースだったが、生徒たちの熱意に触れた彼の中で何かが変わってゆく…。

• MARK LAWRENCEマーク・ローレンス

• HUGH GRANT ヒュー・グラント
• MARISA TOMEI マリサ・トメイ
• BELLA HEATHCOTE ベラ・ヒースコート
• J. K. SIMMONS Ｊ・Ｋ・シモンズ
• CHRIS ELLIOTT クリス・エリオット