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『インベスティゲーション』監督・脚本・製作総指揮を務めたトビアス・リンホルムのインタビューコメント公開

『インベスティゲーション』
『インベスティゲーション』
 『ゲーム・オブ・スローンズ』のピルー・アスベックが出演し、2017年にスウェーデンの女性記者がコペンハーゲン近海で切断遺体となって発見され世界を震撼させた”潜水艇事件”を、捜査を担当したベテラン捜査主任の視点でドラマ化したクライム・ミステリー『インベスティゲーション』(全6話)。監督・脚本・製作総指揮を務めたのは、『ある戦争』(2015)でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた新進気鋭のデンマーク人監督・脚本家トビアス・リンホルム(『コペンハーゲン/首相の決断』『偽りなき者』)。今回トビアス・リンホルムが作品について語ったインタビューコメントを公開。

<トビアス・リンホルム コメント全文>
 この作品は古典的な警察ドラマだ。2017年にコペンハーゲンで起きた実際の殺人事件を追っている。
警察が真相をつかむまでの緻密な捜査を描いており、その中に2つの物語がある。1つは警察の捜査と捜査に協力した全ての人たちが描かれる。もう1つの物語は主人公の捜査主任と被害者の両親との間に生まれる絆だ。
 事件の報道をよく覚えている。デンマークだけでなく世界各国で報道された。僕は捜査を担当した捜査主任と会い、この事件を含むいろいろな話を聞いた。報道されることはなかったが 捜査に心血を注いだ人たちの話だ。彼らは自己犠牲もいとわなかった。何ヵ月も冷たい海に潜り続けた若いダイバーたち、海中の遺体を捜査した警察犬、海洋科学者たちは現場の海流から臭いの流れを推測した。事件発覚後は闇の部分しか報道されなかったが、事件解決のために闘った人たちの存在を知り、混迷の中に光が見えた。それが始まりだった。
 捜査主任と遺族の協力がなければドラマ化は実現しなかった。被害者のご両親は驚くほど強い人たちで、彼らが見た現実を僕に話してくれた。彼らを暗闇から救ってくれた人たちの存在とその人たちへの感謝の思いだ。僕は石のハート(作中に出てくる被害者を偲ぶハートの石)を別の場所で再現するつもりだったが、ご両親は実際のハートを使ってほしいと言った。彼らが石を置いてくれた人たちに心から感謝していることを伝えたかったんだ。僕も撮影スタッフもとても感銘を受けた。第1話で海底から潜水艇を引き揚げるシーンは、実際の現場近くで撮影し、クレーン船も実際に使われた物、作業員も実際に潜水艇を引き揚げた人たちだ。そうすることで実際に何があったかをつかめて、より現実に近づけたんだ。ダイバーも捜査に協力した人たちで、遺体を捜査した警察犬も、被害者のご両親の犬も実際に登場している。なるべく現実に近づけた。これは人間性の物語だ。自己犠牲 友情 助け合い、暗闇から光に向かって歩いた人たちの物語りだよ。

配信:Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
◆字幕版…3月17日(水)より毎週水曜1話ずつ更新
※3月17日(水)~4月15日(木)第1話無料配信
※BS10スターチャンネル及びインターネットTVでの放送・配信はありません。

【脚本・監督・製作総指揮】トビアス・リンホルム(『ある戦争』『偽りなき者』)
【製作】MisoFilm(『ザ・レイン』『ダークネス:ゾウズ・フー・キル』)
【出演】ソーレン・マリン、ピルー・アスベック、ペルニラ・アウグスト、ロルフ・ラッスゴード、ラウラ・クリステンセンほかソーレン・マリン、ピルー・アスベック、ペルニラ・アウグスト、ロルフ・ラッスゴード、ラウラ・クリステンセンほか

ストーリー

2017年8月、スウェーデンの女性記者がデンマークの発明家を取材するため彼が自作した潜水艇に乗り込み出港したまま消息を断つ。捜索が行われ潜水艇から発明家のみが救助されるもすぐに潜水艇は沈没。発明家に殺人容疑がかけられるが繰り返し供述を変える彼に翻弄されるコペンハーゲン警察。ベテラン、イェンス・ムュラー捜査主任がキャリアをかけて真実の解明に挑む…。

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