STAR CHANNEL × HBO

COLUMN

性と欲望の群像劇、ついにファイナル・シーズンへ!!
「DEUCE 3/ポルノストリート in NY」独占日本初放送

ニューヨークのマンハッタン島、42丁目と7番街とブロードウェイが交わる一画は、タイムズスクエアという名で知られている。世界一の劇場街であり、世界の有名企業の巨大ビルボードがひしめき合う。きらびやかなネオンサインが作り出す華やかさと、世界中からやって来る人々で賑わうその光景は、まさに世界一の交差点だといえよう。
しかし、そんなタイムズスクエアも、90年代以前は今と全く別の姿をしていた。ありとあらゆる性風俗の店が軒を連ね、売春、ドラッグなど非合法ビジネスが蔓延し、殺人事件も日常茶飯事の危険地帯だったのだ。特に“DEUCE(デュース)”と呼ばれていた区域では、路上に売春婦たちがずらりと立ち並び、普通の女性や家族連れが絶対に近付かない場所であった。

HBO®ドラマ「DEUCE/ポルノストリート in NY」は、そんな暗黒時代のタイムズスクエアを舞台に、70年代から80年代にかけての性風俗と街の移り変わりを描く群像劇だ。
クリエイター陣の中心人物は、名作HBO®ドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のコンビ、デヴィッド・サイモンとジョージ・ペレカノス。そして主演には、『ディザスター・アーティスト』でゴールデングローブ賞の主演男優賞を獲得したジェームズ・フランコと、『ダークナイト』『クレイジー・ハート』のマギー・ギレンホール。

物語は、フランコが一人二役で演じる双子の兄弟ヴィンセントとフランキー、ギレンホールが演じるシングルマザーの売春婦アイリーンを中心に、ヴィンセントとフランキーのいとこボビー、ヴィンセントのバーで働く同性愛者のポール、売春婦をセックスと暴力とドラッグで管理するヒモのCC、同業のラリー、田舎から一旗当てようと出て来た白人娘ローリー、ピュアな心を持ち続ける黒人売春婦ダーリーン、そしてマフィアや悪徳警官、腹黒い政治家などが、持ちつ持たれつの関係で入り乱れ、一筋縄ではいかない人間の欲望のドラマが赤裸々に描き出されていく。
シーズン1は1971から72年にかけてのDEUCEが舞台。この頃の性風俗は、売春と粗悪なポルノが中心であった。しかし、映画『ディープ・スロート』の登場で、ポルノ映画に革命が起こる。シーズン2は、ポルノ革命後の1977年から1978年が舞台。かつてDEUCEの路上に立っていた売春婦たちはポルノ女優に転身し、ロリータフェイスのローリーは、アダルト映画界で脚光を浴びるようになった。

アイリーンはポルノ映画の監督業に目覚め、男性目線ではなく、女性目線のポルノ映画『レッド・ホット』の製作に取り掛かる。ヴィンセントはディスコ経営やドラッグ売買で儲け、ポルノ映画に投資。そんな中、ポルノ業界に新たな革命が巻き起こる。それはビデオカセットレコーダーの登場。特定の場所に出かけて楽しむものだったポルノが、自宅の部屋で楽しむものへと変わったのだ。
そして今回、日本初放送となるシーズン3で描かれるのは、1984年から1985年にかけてのDEUCEと性風俗。ロサンゼルス・オリンピックで熱狂した後のアメリカ社会では、ある“謎の病気”が密かに深刻化していた。セックスやドラッグビジネスなどアングラ・カルチャー周辺の人々の間で広まりつつあったAIDS(エイズ)だ。その中心地DEUCEも壊滅的なダメージを受け、ニューヨーク市当局は闇ビジネスの浄化作戦を敢行。ついに悪名高き街の再開発計画に着手する。はたしてDEUCEの住民たちの運命はどうなるのか。性と欲望の群像劇ファイナル・シーズンは必見だ。

TOPページに戻る