シリーズ:隠れた良作『わが心のジミー・ディーン』(1982)【STAR2 字幕版】8/2(月)よる9:00~/ 8/8(日)よる11:15~ ほか  

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STAR2

1975年9月30日、テキサス州の田舎町にある古ぼけた雑貨店に昔馴染みの女たちが集まってくる。その日は夭折した伝説の映画スター、ジェームス・ディーンの20回目の命日で、昔この町でディーンのファンクラブを結成していた彼女たちが20年ぶりに再会することになっているのだ。モナは、『ジャイアンツ』の撮影が近くのマルファの町で行なわれた時、エキストラとして出演し、その時にジェームス・ディーンと一夜を共にして、遺児"ジミー・ディーン" を授かったというのだが…。

『ナッシュビル』『ザ・プレイヤー』など数々の独自の作風による傑作を世に出した、異才ロバート・アルトマン監督による、一般劇場未公開&ソフト未発売の激レア作品。

いわゆる一般的なハリウッド製の娯楽作とは一線を画す独自のスタイルで知られるアルトマン作品だが、本作もその例にもれず、一風不思議なテイストにあふれている。
もともと、ブロードウェイの舞台劇(配役はすべて同じ)だったというが、なるほど、本作の舞台は雑貨店の内部に限定されていて、カメラが屋外に出ることはない。一種の"密室劇"と言ってよいだろう。また、雑貨店の鏡張りの壁を効果的に使って、現在(1975年)と20年前(1955年)が交錯するマジカルな映像を生み出し、雑貨店内という固定された空間の中に時間軸を見事に導入するアイデアは、お見事というほかない。映像合成の手法としては単純なものかもしれないが、印象に残る上手い使い方だ。
物語の前半は謎めいている。"ジミー・ディーン"は店にはやってこない。どんな男の子なのか。果たして本当に存在しているのか…。黄色いスポーツカーでやって来た見覚えのない女性は一体誰なのか…。やがて明らかになる真実が、彼女たちの隠された人生模様を徐々に紐解いていく。そして、20年ぶりの再会がもたらした一時の喧騒が、まるで"幻"であったかのように過ぎ去ったあと、時間だけが永遠に流れていく。それはまるで、"兵(つわもの)どもが夢の跡"。アルトマンが芭蕉の境地(?)でアメリカの一時代を切り取った、ノスタルジックで幻想的な青春グラフィティだ。

"巨乳のシシー"を演じたシェールは、この役で注目され、やがてオスカー女優への道を歩んでいく。サンディ・デニス、カレン・ブラック、キャシー・ベイツら、錚々たる名女優たちの演技力と存在感にも目を奪われ、心を掴まれること必至である。

わが心のジミー・ディーン

わが心のジミー・ディーン

8/2(月)よる 9:00 字幕版

8/8(日)よる 11:15 字幕版

8/19(木)午後 3:10 字幕版

8/24(火)深夜 2:00 字幕版

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