シリーズ:隠れた良作『最後のサムライ/ザ・チャレンジ』(1982)【STAR2 字幕版】7/5(月)よる9:00~/7/10(土)よる11:20~ ほか  

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STAR2

ロサンゼルス。ある日、三流ボクサーのリックは、見知らぬ日本人男性から、伝家の宝刀を日本まで届ける仕事を依頼された。金に困っていた彼はその仕事を引き受け、さっそく京都へと飛ぶが、空港を出るやいなや悪党一味に拉致され刀を奪われる。しかしその刀は偽物だった。一味のボスは、日本の政財界を牛耳る大物ヒデオ・ヨシダ。ヒデオはリックを脅し、命と引き替えに本物の宝刀を手に入れるよう命令する。その持ち主とはヒデオの実の兄で武術家のトオル・ヨシダだった…。

『大列車作戦』『ブラック・サンデー』『RONIN』など、武骨なアクション作品で知られる、名匠ジョン・フランケンハイマー監督による、日本劇場未公開の武闘アクション。

いわく付きの宝刀をめぐるヨシダ兄弟の骨肉の争いに巻き込まれたアメリカ人ボクサーが、日本の地で武士道精神に目覚め、正義の戦いに挑んでいく! というと、なにやら“トンデモ日本”的描写満載のヤバいB級感が漂うが、さにあらず。『RONIN』でも"赤穂浪士レスペクト"を盛り込んだフランケンハイマーが、純粋な日本文化へのオマージュを込めて描いた、まっとうな作品なのだ。

主人公のリックを演じたのは、個性派として知られるスコット・グレン。冷静で知性的なキャラクターを演じる印象が強いが、本作では体を張った過酷なアクションを披露してくれる。『ライトスタッフ』(1983)あたりから世界的にも知名度が上がった彼だが、若き無名時代ならではの「何でもやります!」的なスタンスが感じられるようで、初々しさに溢れていて微笑ましい。

共演陣も見どころだ。武術家の家元トオル役の三船敏郎をはじめ、師範役で宮口清二、稲葉義男。そう、黒澤監督の世界的な名作『七人の侍』の3人だ。三船は『グラン・プリ』(1966)に続き二度目のフランケンハイマー作品への出演。さらに中村敦夫が流暢な英語で、宿敵の黒幕ヒデオを威圧感たっぷりに好演する。リックとヒデオが日本刀で一対一の死闘を繰り広げるラスト・シーンは、手に汗握るダイナミックな殺陣の演出に目を見張る、ド迫力の名場面に仕上がっている。

ほぼ全編にわたって京都ロケで撮影されているのも、監督のこだわりだ。ヒデオのアジトとして登場するのは京都国際会館。マシンガンを撃ちまくる建物内の撮影は、どのように行われたのか? 地上駅時代の京阪・三条駅周辺や鴨川沿いの風景なども、今となっては懐かしい見どころだ。

最後のサムライ/ザ・チャレンジ

最後のサムライ/ザ・チャレンジ

7/5(月)よる 9:00 字幕版

7/10(土)よる 11:20 字幕版

7/21(水)深夜 2:10 字幕版

7/26(月)午前 10:00 字幕版

映画は死なず!
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