描かれた当時の社会状況やキャラクターの心情を表現するなど、コスチューム(衣装)は大きな役割を担う小道具のひとつ。今月は、様々なコスチュームの中から、見ているだけでうっとりとしてしまう、煌びやかな3作の映画と海外ドラマをご紹介します。エリザベス朝時代の豪華絢爛な衣装に現代的な要素を加えた『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』、"ウェディングドレスの元祖"とも称される英国のヴィクトリア女王を描いた『ヴィクトリア女王 最期の秘密』、コスチューム・デザイナーのミレーナ・カノネロが手掛けたロココな衣装の数々が乙女心をくすぐる『マリー・アントワネット』、そしてラルフローレンにも影響を与えた海外ドラマ『ダウントン・アビー』全シリーズを一挙にお届け。ため息が出るように豪奢でエレガントなコスチュームの数々をご堪能ください。