target="_blank" シリーズ:隠れた良作『血ぬられた情事』(1949) | 映画・海外ドラマのスターチャンネル[BS10]


シリーズ:隠れた良作『血ぬられた情事』(1949)【STAR2 字幕版】12/7(月)よる9:00~ ほか 

放送スケジュール

ご加入はこちら

STAR2

その夜、地方検事補のクリーブは家に帰りたくなかった。その日は妻との結婚記念日だったが、妻の父親である判事が家に来ており、何かと目障りなその義父に会いたくなかったのだ。そんな彼のもとに、セルマという名の女性が訪ねてくる。おばの家で強盗未遂事件が起きたが、警察には相談しにくい事情があると言う。謎めいた彼女の魅力に惹かれれたクリーブは、やがて彼女との逢瀬を繰り返すようになる。そんなある夜、セルマからの電話で「おばが殺された」との連絡を受けたクリーブは、彼女のもとへ急行するが…。

「殺人者」「らせん階段」など、1940年代に数々のフィルム・ノワールの傑作を世に出した、名匠ロバート・シオドマク監督による、日本未公開の知られざる犯罪映画の秀作。

本作の原題は「セルマ・ジョーダンに関する記録」。その謎めいた女性セルマを演じたのは、戦前から戦後にかけてのハリウッド映画界を代表する名女優バーバラ・スタンウィックである。スタンウィックといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのが、ビリー・ワイルダー監督の傑作フィルム・ノワール『深夜の告白』(1944)で彼女が演じた主人公だろう。映画史に燦然と輝く"悪女映画"の代名詞ともなったこの作品でスタンウィックが放った強烈なイメージは、今も色あせることはない。

冒頭、謎めいた雰囲気を漂わせながら、クリーブを虜にしていくセルマの手管は、『深夜の告白』で見せたスタンウィックのイメージに、観る者をいやがうえにも引きずり込まずにはおかない。果たして、殺人事件の現場にクリーブを呼び寄せて証拠隠滅を手伝わせ、さらに裏工作を図ってクリーブを裁判の担当検事に仕立て上げる、その周到な手際は、まさに"伝説の悪女の再来"を思わせる展開を見せる。面白いのは、セルマが情事の相手を弁護人にするのではなく、逆に、自分を追及する検事の役を担わせるところ。クリーブにしてみれば、愛人関係にあり、証拠隠滅の共犯者となったセルマを厳しく攻撃することは、自らの破滅にもつながる禁じ手なのだ。

"フィルム・ノワール"とは1940~50年代にかけて量産された、低予算の犯罪映画。長らく"B級映画"のレッテルを貼られてきた歴史があるが、本作のような良作が埋もれているから、決してあなどれない。

血ぬられた情事

血ぬられた情事

12/7(月)よる 9:00 字幕版

12/18(金)ひる 12:00 字幕版

12/27(日)よる 11:00 字幕版

映画は死なず! HBO最速独占放送! HBO最速独占放送!
映画は死なず! HBO最速独占放送! HBO最速独占放送!

202012

MON TUE WED THU FRI SAT SUN
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    
             

20211

MON TUE WED THU FRI SAT SUN
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
             

ご加入はこちら