target="_blank" シリーズ:隠れた良作『去り行く男』(1955) | 映画・海外ドラマのスターチャンネル[BS10]


シリーズ:隠れた良作『去り行く男』(1955)【STAR2 字幕版】8/3(月)よる9:00 ほか 

放送スケジュール

ご加入はこちら

STAR2

行き倒れになった男が、通りかかった牧場主に助けられる。男の名はジューバル。彼は牧場主に誘われ牧場で働くことになるが、古株のピンキーは彼を毛嫌いする。実はピンキーは牧場主の奔放な若妻と密通していて、彼女がジューバルに色目を使うのを見て、ますますジューバルを敵視するようになる。やがて、優れた働きぶりを認められたジューバルは、牧場主からリーダーに抜擢。これを面白く思わないピンキーは、ある日、ジューバルが妻を寝取っていると牧場主に信じ込ませ、悲劇が起こる…。

『折れた矢』『襲われた幌馬車』など数々の西部劇を手掛けた名匠デルマー・デイヴィス監督が、雄大な西部の大自然を背景に、一人の流れ者が現れたことで巻き起こる悲劇を描いた異色の西部劇。西部劇に男女の生々しい愛欲の葛藤を盛り込んだ最初の作品とも言われ、西部劇における先住民の描き方を変えたと言われる『折れた矢』のデイヴィス監督らしい、時代を先取りした挑戦が垣間見られる、埋もれた傑作である。

主人公ジューバルを演じたのは、フィルムノワールの傑作『ギルダ』(1946)で知られるグレン・フォード。ニヒルな役どころが似合う二枚目でありながら、笑うと愛嬌ある表情が印象的で、犯罪ドラマからコメディーまで、幅広いジャンルで活躍した名優である。しかし、西部劇全盛期の1950年代、日本で劇場公開された西部劇で、ランドルフ・スコット、ジョン・ウェイン、ゲイリー・クーパーに次いで、第4位の出演本数(12本)を誇る”西部劇スター” だったということは意外に知られていない。

グレン・フォードとデルマー・デイヴィス監督が組んだ西部劇といえば、『決断の3時10分』(1957)を忘れてはならない。この作品でフォードは、強盗団一味の凶悪なボスを演じたが、逮捕されて刑務所に移送されるまでその身柄を預かることになった平凡な一家の主とのサスペンスフルな駆け引きが秀逸な傑作である。『去り行く男』では、フォード演じるジューバルを中心に、恩人の牧場主、誘惑してくる人妻、敵意を剥き出しにする同僚ピンキーが繰り広げる四つ巴の駆け引きが、重層的なサスペンスを生んでクライマックスへと突き進む。アクションが売りの西部劇とは一味違うドキドキ感は、本作が"サイコロジカル・ウエスタン"とも称される所以だ。

そんなサスペンスフルな人間関係のキー・パーソンが、名優ロッド・スタイガーが演じるピンキーだ。名作『夜の大捜査線』の警察署長役を彷彿とさせる憎々しいキャラクターを卑劣度100%で演じ、観る者を歯ぎしりさせる。さらに、名優アーネスト・ボーグナインが、オスカーを受賞した『マーティ』の主人公さながらに、女性に疎い愚直な牧場主をハマり役で演じ、若きチャールズ・ブロンソンが主人公を助ける正義漢を渋く演じて存在感を放つ。

去り行く男

去り行く男

8/3(月)よる 9:00 字幕版

8/14(金)ひる 12:00 字幕版

8/22(土)あさ 8:45 字幕版

スターチャンネル×HBO
スターチャンネル×HBO

20207

MON TUE WED THU FRI SAT SUN
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
             

20208

MON TUE WED THU FRI SAT SUN
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

ご加入はこちら